なぜ、あなたの家は暖かくならないのか?
こんにちは。
Rarezaの野口です。
HEAT20(一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会)という
断熱技術などを研究している団体があります。
断熱性能が2025年義務化基準までしか世の中になかった時代に、G1、G2、G3と
3つのグレードを示して、高断熱化の基準をつくり、国もそれを採用して、
等級4までしなかった基準が、公に等級5、等級6、等級7となりました。
そこから新しい本の、「G2の家のつくりかた暮らしかた」という本が
新しく発刊されたということで買ってみました。
特に、帯に書かれた「なぜ、あなたの家は暖かくならないのか?」という投げかけは
印象的であり、こういう問題がありませんか?と帯に書かれている項目もその通りな
ことばかりです。
・朝、寒くて布団から出られない
暖かい家は、朝起きたときはもちろん、寝ているときも春や秋のような環境なので、
布団から寒くて出られないということはありません。多くの方も、春や秋は寒くなく
サッと起きれますよね?それが真冬も続いているイメージです。
・トイレが寒くて行きたくない
冬のトイレは寒いです。昼間に行くのも寒いですが、夜中に行きたくなると
もっと嫌ですよね。家の中に寒さがなければ、トイレに行くのも快適です。
・冬の電気代がやけに高い
冬は暖房費がかかるので、光熱費が一年の中で一番高くなります。
灯油を使っている人は、灯油の金額も考えてみましょう。
家を暖かくするとそれだけ光熱費がかかると思うかもしれません。
暖かくした分だけ高くなっていってしまうと、暖かく維持することが
気持ち的に難しくなってしまいます。
なので、断熱や気密などの性能を高めることで、エネルギーを効率的に使うことで
省エネルギーなのに暮らしやすいということになるのです。
・お風呂から出たら急いで服を着る
お風呂から出たときもそうですが、お風呂に入るのも早く湯舟に浸かりたいと
思うと思います。
熱いお湯に入って気持ちよくなりたい・・・でも、それが最もヒートショックを
引き起こし、命を危険にさらす行為なのです。
・家の中でも子供に厚着させてしまう
子供は以外と過ごせてしまいます。
でも、しもやけやアカギレなどになったりするのは、家が冷たいからです。
体は服を着れても、足は靴下とスリッパしか対策がないのです。
子供はなかなかスリッパをはいていてくれませんしね・・・。
今までと違った暮らしをしたいのであれば、今までと違ったつくりかたをしなければいけません。
今までより快適に暮らしたければ、今までより快適に暮らせるように作り、
快適に暮らせるように暮らさなければいけません。
そのためには、新しい知識は必要です。
家をつくるときは、つくるだけではなく、つくってもらった会社から、
暮らしかたも合わせて教えてもらってくださいね。
Rareza 野口
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