住み心地をよくすると家計も助かる
1.住み心地がよいとは
住み心地がよいとは、夏に涼しく、冬に暖かいのはもちろんのこと、
冬の夜中や早朝も暖かく、1日中住まいの中に温度差が少ないことが大切です。
また、四季折々の気候に対応でき、一年中快適な環境で過ごせることで、楽しく健康的に暮らすことができるのです。
2.省エネルギー性を高めるとは
建物の基本性能を高め、長い期間にわたって効果を持続させることが、省エネルギーな生活を実現する鍵と言えます。建物が傷まずに長寿命であるほど、省エネルギー性を維持するのに役立ちます。
給湯器や他の設備機器は長い暮らしの中では更新することは必要不可欠です。しかし、これらの機器の性能を最大限に活かすために、建物自体も適切な状態に保つことが必要です。
建物の基本的な性能向上と設備機器の選択を組み合わせて考えることで、長期間にわたって省エネルギー性を保つことができます。
3.家計の安定性
省エネルギーにすることは、家計への多くのメリットがもたらされます。
高性能住宅は、室内温度を安定させるために設計されています。夏は涼しく、冬は暖かい環境を提供し、エネルギー効率が高く、断熱性能が高いため、冷暖房コストが低く抑えられます。これにより、季節による光熱費の変動が少なくなります。そして、家計にとって予測しにくい光熱費の値上げに対しても、影響を最小限に抑えることができます。